2016年5月30日月曜日

セドナとアンテロープキャニオン

セドナとアンテロープキャニオン

2泊3日でセドナとアンテロープキャニオンに行ってきました。フェニックスから車で約2時間。セドナの街へ。フリーウェイをおりてしばらく走ると、茶色い岩山があちこちに見えてきます。

■セドナ
日が暮れる前にカセドラルロックとホーリークロスチャペルを訪問。カセドラルロックは比較的初心者向けと聞いていたので、頂上まで行こうとしたのですが、案外岩山を登る感があり、無理はやめようと、適度なところで引き返しました。




その後、テラス席からの景色が良いといわれる、Uptown Sedonaのスターバックスに行き、コーヒーを調達後、周辺のおみやげ屋を散策。宿泊は、大手チェーンではなく、ローカル感のある、Adobe Hacienda B&Bにしました。
夕方5時頃にホテルから電話がかかってきて、「今日はもう帰るから、入り口に封筒置いておくからそこに鍵はいってるからよろしくー。また明日朝食のときにー」とまさかの展開。家族経営(定かではないですが)らしい感じでした 笑

夕飯は、帰りが楽なようにホテルの近くにしようとしたのですが、Uptown Sedonaを離れると、あまりレストランもなく、結局、隣のホテル(車で3分くらいのヒルトン)のレストランで済ませました。テラス席は、火が焚かれていて、ギター演奏もあり、良い雰囲気でした。

翌朝はエアポートメサで日の出を鑑賞。とても幻想的でウエディングフォトを撮っている人もいました。エアポートメサは丘の途中まで車で行けるので比較的登りやすい上に、360度周りが見渡せておすすめです。その後、アンテロープキャニオンへ向けて出発です(車で約4時間)

■アンテロープ
ここで気を付けなければならないのは、このあたりは2つのタイムゾーンの境で携帯で表示される時刻と現地の時刻が異なる場合があること。余裕持った時間に予約したはずが、その予約していたアンテロープキャニオンツアーにもしかしたら間に合わない!?とひやひやしてしまいました。また、アンテロープキャニオンのツアーは、UpperとLower2種類あって、集合場所が異なるので、注意が必要です。私たちはthe Upper Antelope Canyonの見学ツアーを予約したのですが、間違えてLowerの方の集合場所に行き、大幅な時間ロスをしてしまいました。。。

この日は朝から雨が降っており、雨は止んだものの、依然として雲が多い空。アンテロープキャニオンはやはり太陽の光が差し込んでこそ、綺麗に見える場所なので、感動するレベルは天候と時間帯に大きく依存します(旅行の場合は事前に計画しているので、天候はどうにもならないことが多いのですが・・・)。
受付でチェックインし、順番になると、名前が呼ばれるので、車輪の大きいいトラックにのって移動します。中に入ると、まさに写真で見る光景が広がります。ガイドの説明を聞きながら、皆カメラを構えて思い思い写真を撮っていきます。やはりこの日は雲が多いせいか、途中からだいぶ暗くなってしまい、かつ冷え込んできました。羽織るものも持って行った方がいいです。



宿泊は、アンテロープキャニオンから1時間近くのところにある、Lake Powell Resortにしました。敷地内のキャンプ場でRV車でキャンプしている人たちも多くいました。このホテルは湖と隣接し、湖でのカヤックツアー等もあり、ここを拠点にのんびりと数日滞在する人もいそうです。食事はレストラン等、複数の飲食施設もあるのですが、一番まともそうなメインダイニングは良さそうな時間は予約でいっぱいだったため、歩いて近くのマリーナで軽食をとりました。




2016年5月27日金曜日

Gramercy Tavern (New York 021)

Gramercy Tavern(20st Park & B/way)お気に入りのレストランの一つです。 New York Timesのレビューでも高評価を獲得しており、人気のレストランです。ジャンルとしては、New Americanに分類されるかと思います。

個人的には、奥のダイニングではなく、手前のTavernエリアの雰囲気が好きです。奥のダイニングエリアはいわゆるfancy restaurantというような感じで、コースのみとなっています。手前のTavernエリアは大きな花がいけられていていて、雰囲気も明るく活気があり、アラカルトで注文できます。昼下がりにバーで軽く飲むというだけでも良い感じです。但し、Tavernは予約不可なので、夜であれば6時頃かそれ以前、土日のランチは開店時(12時)に行くと、これまでの私の経験では100%スムーズに席につくことができました。






写真奥がレバームース、手前がローストベジタブル


ラザニア。二人でシェアしようとしたら、1人前ずつ取り分けた状態でサーブしてくれました。


2016年5月22日日曜日

名建築ケンタックノブと落水荘 in ピッツバーグ

今回のピッツバーグの旅のメインのフランク・ロイド・ライトの名建築、ケンタックノブとフォーリングウォーター。いずれも事前に見学ツアーの予約をしました。

■ケンタックノブ

ビジターセンターでチェックインし、ショップを見ながらツアー開始まで待機。フランク・ロイド・ライトのデザインをモチーフにしたランチョンマットがあり、思わず購入。時間になるとバスに乗って、建物へ向かいます。ここはアイスクリーム会社のオーナーのHagan氏の邸宅としてフランク・ロイド・ライトがデザインしました。まさかハーゲンダッツのハーゲンさん!?と興奮して、ガイドの方に聞いてみたら、違うそうです 笑(ちなみに、ビジターセンター横のカフェでアイスクリームが食べられます。)

5分ほどで到着。玄関の横にあるサイン入りの赤いプレートはフランク・ロイド・ライトの建築ということを示しているそうです。





バルコニーには六角形に切り取られた天窓があります。また、リビングルームの照明は天井の下に棚のようなものがあってその中に照明器具が埋め込まれていて、外からは照明が直接見えないような形で間接的に部屋の中に光を与えています。自然光もうまく取り込みながら、温かみのある空間となっていました。

建物の裏には庭が広がっており、林を抜けると、雄大な景色が広がっています。ところどころアートなオブジェが並んでいます。


■フォーリングウォーター(落水荘)

ピッツバーグのデパート王と呼ばれた、富豪エドガー・カウフマンの邸宅です。ツアーの集合場所はビジターセンター。自分たちのグループが呼ばれるまで、ショップを見ながら待機。落水荘のショップはケンタックノブのショップより大きく、品ぞろえも豊富です。関連書籍やアートグッズ(フランク・ロイド・ライトが直接関係ないけど、ユニークなデザインの雑貨類等も多くあります)等が並んでいます。

時間になると、ビジターセンターから歩いて林や芝生の横を抜けて、建物へ向かいます。岩の上に家が建てられていて、そこから滝のように水が流れています。



建物の中に入ると、部屋の中にも岩がむき出しになっています。周辺の自然と建物が一体となっているような印象を受けました。インテリアとしては、木目が美しい家具が並んでいます。私は、特にリビングルームにある和のテイストが感じられる、座布団型のオットマンのような椅子は思わず欲しくなってしまいました。落水荘内の寝室、書斎、テラス等を見学した後、渡り廊下を通って、ゲストハウスに移動します。ゲストハウスも岩と木のバランスが取れた落ち着いた内装になっています。見学ツアーが終わると、建物の裏側を通って、ビジターセンターに戻ります。途中、森の中へ向かう道へ行くと、落水荘がきれいに撮れる撮影スポットがありますので、立ち寄ってみてください。

ピッツバーグを訪れた際はこちらもチェックしてみてください↓
ピッツバーグ大学の世界の自習室




2016年5月21日土曜日

ピッツバーグ大学の世界の自習室

NY近郊で1泊2日で行ける遠出をしようと、ピッツバーグに行ってきました。NYから車で6時間の道のりです。1泊2日でピッツバーグ大学、ケンタックノブ、落水荘(フォーリングウォーター)、アンディ・ウォーホール美術館を訪れました。

■Nationality Classrooms

ピッツバーグ大学のCathedral of Learningというビルの中の1階と3階に”Nationality Classrooms”と呼ばれる、各国をイメージした装飾を施した教室があります。Cathedral of Learningはタワーの搭なので、すぐにわかると思います。



Nationality Classroomsはこのビルの1階と3階にあるのですが、3階の部屋は無料で見学でき、1階の受付で見学料を払うと1階の各教室に入るための鍵が渡されます。その鍵を持って、一部屋一部屋見学していきます。入り口のドアにどの国か書いてあるのですが、そのサインを見ずに入り、どこか当てるというゲームもしつつ約20教室を巡りました。あーわかるなーというところもあれば、そういうイメージだっけ?というところもあり、非常に楽しめます。ちなみに、Japanese roomはやはりこういうイメージよね、と苦笑してしまう感じでしたが・・・。




各教室のみならず、Cathedral of Learningのロビースペースも美しいです。まさに、学びの聖堂というような厳かな雰囲気がある空間です。


■ピッツバーグのすごいトイレ

余談ですが、この日の夜、ダウンタウンにあるButcher and the Ryeというレストランに行ったのですが、ここのトイレにかなり驚きました。おしゃれなレストランなのに、トイレのドアを開けると2つ個室があるのですが、その個室の仕切りが通常の半分くらいの高さで、背すじを伸ばすと隣が見えてしまいそうな感じです。アメリカでこんなトイレに遭遇するとは!!!




2016年5月14日土曜日

NJでサファリツアー (New York 020)

ニュージャージーのSix Flagsにサファリがあると聞きつけ、行ってきました!
いわゆる、群馬サファリパークとか富士サファリパークみたいなタイプの自家用車で行けるサファリパークということで張り切って現地入り!が、現地についてもサファリの案内がなく。。。入り口の係員に聞いたら、車で入るタイプのサファリは数年前に廃止となり、現在は、遊園地の1アトラクションとして、専用の車で行くタイプとのこと。そして、サファリだけのチケットはないので、遊園地のワンデーパスパ-トを購入するようにと言われました。。。まさかの展開!!!正直、シックスフラッグス並みの絶叫マシーンは得意ではないので、さらりと車の中からサファリを堪能して、こちら側の敷地内に足を踏み入れたくなかったのですが…。

でも、他に選択の余地がなく、せっかく来たので、遊園地含めて行ってきました。各アトラクションは、適度な混み具合で5~20分弱でだいたい乗れるので、よくある遊園地の待ち時間のイライラはほとんどありませんでした。ウォータースライダー的なものや、スーパーマンのポーズでお腹を下にして乗るコースター等、定番からシックスフラッグスすならではのアトラクションも楽しみました。

そして、肝心のサファリは、というと、単なる1アトラクションとしてカウントできないほどのスケールでした。専用のトラックに乗り、約1時間半のアトラクションです!



シマウマ、サイ、キリン等が見える野原をトラックで走っていきます。草食系の動物に関しては、特に柵はないので、道路上や道路近くまで来たりしいます(触ることはできませんが・・・)。




一度、休憩エリアにつくと、ビジターセンターがあり、そこには大きな蛇が。



そこからまた別のトラックに乗り継ぎ、今度はライオンやカバが登場してきいます。ライオンは檻にはいっていて、大迫力でバスに付けた肉を食らいつく!!みたいなシーンは見れなかったのですが、全体としてアメリカらしいスケールの大きいアトラクションで、結果的に大満足でした。
意外と知られていませんが、家族連れでも十分楽しめる場所だと思います。






2016年5月7日土曜日

パリッシュ美術館とモントーク (New York 019)

The Parrish Art Museum
ニューヨークから車で3時間くらいのハンプトンにある美術館です。建物のデザインはヘルツォーク&ド・ムーロン。日本では、青山のプラダの建築等で有名かと思います。シンプルですが、木を生かしたゆったりとした長い建物は、ハンプトンの新緑ともマッチしていました。




この美術館はロングアイランドにゆかりのあるアーティストたちを中心としたコレクションが展示されています。私が行ったときは、初めに立ち寄った展示室に男女の局部をモチーフにしたアート作品や写真があり、いきなり衝撃を受けました・・・笑

その後、ハンプトンのレストランやショップが立ち並ぶエリアで、ジェラートを購入し、モントークの灯台へ向かいました。モントークといえば、映画Eternal Sunshineを思い出します。海風が心地よいです。日帰りで行ける距離で、こんなに小旅行感を満喫できて、大満足な一日でした。





2016年5月1日日曜日

ホワイトサンズ、巨大鍾乳洞カールズバッド、UFOの町ロズウェル

NYから2泊3日でホワイトサンズ、ロズウェル、カールズバッドを訪れました。

■ホワイトサンズ

その名の通り、白い砂漠です。世界中でもこれだけ白くかつ広大な砂漠は珍しいそうです。



金曜日の午後LGA発で19時半頃El Pasoに到着。翌朝ホワイトサンズに行くため、ホワイトサンズ近くのアラモゴード(Alamogordo)という町に宿泊しました。空港から約2時間、アラモゴードに向けて暗い道のりを走っていきます(車の通行はそれなりにあります)。

途中、国境警備隊?の検問に遭いました。国内旅行のためDriver’s Licenseしか持っておらず、パスポートは家に置いてきてしまったため、焦りましたが、私たちの顔を見た上でDriver’s License見せたらすぐOKでした。アジア人だったから大丈夫だったのかもしれません。アラモゴード到着が22時頃。レストランはほとんど閉まっており、Taco Bell等のファストフード店しか開いていませんでした。やむなくホテル近くのダイナーで焼いた肉に煮た豆を添えたプレートを食べ、就寝。

翌朝、ホワイトサンズに向かいます。砂の上でソリすべりをする場合は、ビジターセンターでソリとワックス(ワックスがないと滑らないです。ソリは在庫があれば少し安いUsedのものが手に入ります。)を入手してから、中へ入ってください。公園内には売店はありません。

■ロズウェル

ホワイトサンズから車で3時間ほどの場所にあります。1947年にこの町で墜落したUFOが米軍によって回収されたとして有名な町です。かなり小さい町ですが、メインストリートの2ブロックくらいの間にはUFOグッズのお店やUFO博物館が並んでおりUFO押しが強いです。ファストフードのArby’sでは”Aliens Welcome”の看板があったりと、ところどころにさりげなく気の利いたUFOネタがあったりします。ただ、UFOグッズのお店はなんとなく古い感じで寂れた観光地感があり、あまり活気がありませんでした。メインの目的地の一つというよりか、移動中の立ち寄り先という位置づけが良いかもしれません。




■カールズバッド

巨大な鍾乳洞の洞窟で世界遺産にも指定されています。ビジターセンターからエレベータで下りていくと、鍾乳洞が広がっています。日本でも鍾乳洞見たことがありますが、スケールの違いにただただ圧倒されます。遊歩道が整備されていて1時間程で周遊できます。天井から落ちる石灰を含んだ水一滴一滴が溜まって石柱ができるということで、何万年以上の相当な年月をかけて現在の姿になっていると思うと、より一層感動を覚えます。



鍾乳洞の見学後、コウモリの大群が洞窟から出てくる姿を見学しました(夏は天気がよければ日没頃にbat flight programが開催されています)。ビジターセンターの裏手のトレイルを進むと洞窟の入り口を正面に劇場のように座席が整備されていますので、暗くなるまで座ってレンジャーの説明を聞きながら待機します(1時間近く待ちます。コウモリは光が苦手なので、待っている間は携帯電話の操作は不可。静かに待つ必要があります)。

コウモリの見学が終わるとディナーですが、やはりチェーン店以外にあまり遅くまで営業しているレストランはありません。郊外の国立公園付近は食事はあまり期待できないですね。