2015年9月27日日曜日

美しいガラスの教会(Los Angeles 003)

Wayfarers Chapel

素晴らしい眺めの海岸線沿いの高台にある高級住宅街、Rancho Palos Verdesにあります。この教会はフランクロイドライトの息子、ロイドライトの設計です。美しい教会があると聞いてたまたまやってきたら、フランクロイドライトの息子の建築だと知って嬉しくなりました。


こじんまりしていますが、ガラス張りで、晴れの日に太陽が差し込んで内部がキラキラと輝きます。外の庭には、これまでここで結婚式を挙げたカップルの名前が書かれた煉瓦のプレートが地面に敷き詰められています。よく見ると日本人が多くて驚きました。有名人カップルもここで挙式をあげたようで、西海岸でも人気のチャペルの一つだそうです。

丘の上に建てられているので、庭からの周りの木々と海が一望でき、庭のベンチに座って、ぼーっと建物や海を見ているだけでも幸せな気持ちになります。



ちなみに、余談ですが、車で5分程のところにあるスターバックスも眺めがよくておすすめです。

2015年9月25日金曜日

イームズハウス(Los Angeles 001)

ミッドセンチュリーモダニズム建築を見に行く。
イームズチェアでおなじみのデザイナー、イームズ夫妻の家です。チャールズ&レイ・イームズ夫妻といえば、家具のデザイナーで有名であまり建築のイメージがないですが、実際このイームズハウス以外あまり手掛けたものがないそうです。この家はロサンゼルスの丘の上の木立の中に建てられています。鉄骨をベースに大きなガラスと鮮やかな壁で作られた個性的な建物ですが、単にデザイン性だけでなく、住みやすさも考えられているようです。



スタッフの方が近くにあったイームズハウスについての本をベースに親切に説明をしてくれました。なぜか見せてくれたのが、日本語のものでした(日本人だから日本語かと思ったら、日本語のものしか現在手元になかったようです)。説明によると、この家は、雑誌の”ケーススタディハウス”としてデザインされたようです。真ん中の中庭を挟んで住居スペースとアトリエになっています。ガラス越しに部屋の中をみてみると、中のミッドセンチュリー的な家具もとても気になりました。建物の枠だけでなく、外から見たときにガラスを通して見える家具やその配置も計算していたのかもしれませんね。

見学には事前に電話予約が必要です(建物の中はメンバーしか入れず、外からの見学しかできません)。行ったときには予約したか?ということと、名前を聞かれたくらいで、細かくチェックしていそうにはありませんでしたが、いい状態で見学できるよう同時に多くの見学者が押し寄せないよう調整するために予約制にしているようです。

2015年9月21日月曜日

夏限定!マンハッタン近くの島 ガバナーズアイランド (New York 009) 

夏しか行けない島、ガバナーズアイランド
特にこれ!というものはないのですが、家族や友人とピクニックをしながら一日のんびり過ごせる場所です。天気が良いと海風が気持ち良く、リラックスできます。時々ジャズ等のコンサートイベントもやっています。
園内には、少ないですが、フードベンダーも来ているので、お弁当も持って行きつつ、必要に応じ、アイスクリームや飲み物を買うのがいいかもしれません。



行き方は、というと、ウォールストリートの近くのサウスフェリーターミナルからフェリーが出ます(34丁目のEast River Ferryでもいけます。)。園内はレンタサイクルでまわるのがおすすめです。貸し自転車店には、通常の大人一人乗り、子供一人乗りの他に、二人乗りや複数で乗るタイプの自転車も置いてあります。また、マンハッタンと同じようにCiti bikeも借りることができます(Citi bikeの方が安いのですが、途中で停めたりすることを考えると、貸し自転車の方が安心かもしれません)。




ガバナーズアイランドから見る、マンハッタンの摩天楼も新鮮です。マンハッタンって中にいると感じないのですが、外から見ると、この島だけ高層ビルが立ち並んでいてとても不思議な世界に見えます。園内を走っていると、ところどころちょっとしたアート作品や歴史ある建物もあります。元々、この島は軍事目的で使用されており、アメリカ独立戦争中はイギリス艦船を砲撃するために使われ、その後、アメリカ陸軍駐屯地やアメリカ沿岸警備隊の主要施設として用いられたそうです。当時の名残である大砲や、軍関係者が住んでいた住宅もそのまま残されています。
ちなみに、ガバナーズアイランドという名前の由来は、イギリス植民地議会がこの島をニューヨーク州総督(ロイヤル・ガバナー)のために独占的に使用ことを決めたことから来ているようです。