2015年8月23日日曜日

安藤忠雄が設計したThe Clark (New York 007)

せっかくなのでタングルウッドの周辺で何か観光名所はないかと探していて見つけたのが、クラーク美術館。タングルウッド音楽祭の会場からは車で40分くらいのところにあります。アメリカ人の富豪、クラーク夫妻のコレクションが展示されていて、日本人建築家の安藤忠雄とニューヨークベースの建築家アナベル・セルドルフがデザインしたことでも知られています。アナベル・セルドルフの建築は、私のマンハッタンのアパートの近所の10 Bond Streetにもあり、2人の設計した美術館かどんなものか、とても楽しみでした。行ってみると、かなり敷地は広く、研究センターやライブラリー等もあり、敷地内は専用のシャトルで移動できるようです。安藤忠雄とアナベル・セルドルフがデザインしたのは、美術館施設である、ビジターセンターとストーンヒルセンターです。建物を眺めていると、周りにある、言わば背景となる美しい緑豊かな自然との調和も計算してデザインされているように感じました。きっと太陽の光の射し方、周囲の木々とのバランスも考慮されているのかと思います(あくまで想像ですが)。
コレクションとしては、イタリアのルネサンス時代の作品から、近現代ヨーロッパ絵画、陶器など幅広いです。中でもルノワールの作品が多く、ルノワール以外にもモネなどの印象派の作品も多くありました。



入館料は20ドル(2015年8月現在)。ニューヨークから3時間、ボストンから3時間となかなか行くのが難しそうですが、タングルウッド音楽祭等で近くを訪れた際、ぜひ立ち寄ってみてください。

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