美しすぎるイェール大学の図書館 (New York 002)
The Beinecke Rare Book and Manuscript Library
マンハッタンから車で北へ1時間半。New Havenという街にある名門イェール大学に行ってきました。イェール大学といえば、ハーバードをはじめとするIVY League(東海岸にある名門私立大学8校)の一つ。キャンパス内の建物はどれも歴史を感じさせるものばかりなのですが、私のお目当ては、The Beinecke Rare Book and Manuscript Library。1963年Gordon Bunshaftの設計です。開館時間内であれば、誰でも見学できます(無料)。
外観も美しいですが、内観はこれが大学の図書館なのか、と思ってしまうくらい、空間自体が作品のような美しい図書館です(正直実用性には欠けそうですが・・・)
図書館といっても、貴重な資料が多くあるためか、自由に蔵書を見ることはできず、必要なときは司書に言って取ってもらう形式です。ちなみに、この図書館には、世界初の印刷聖書、グーテンベルク聖書(15世紀にドイツのヨハネス・グーテンベルクが活版印刷技術を用いて印刷)も所蔵されています。聖書といっても、持ち運びができるサイズのものではなく、かなり大型です。世界に48部ほど現存しているようで、日本には慶応義塾大学の図書館にあるそうです。さて、この図書館、静かな館内には、いくつかのソファが設置されていますので、この美しい空間を見ながらしばしゆっくり時間を過ごすこともできます。
図書館と一緒にイェール大学の美術館(Yale University Art Gallery)の見学もおすすめです(こちらも無料)。こちらはアメリカの大学美術館で最も古いそうで、こちらはLouis Kahnの設計です。
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